交通事故を起こした時の弁護士による弁護士特約とは

2018年3月16日

慰謝料請求のノウハウ

交通事故を起こした場合には、自動車を運転した側は何らかの責任を取らなければならないでしょう。人とぶつかった場合でなければ問題ありませんが、人とぶつかった場合であれば慰謝料請求などが問題になってきます

慰謝料請求に関しては、車の運転者が自賠責保険に入っているのかそれとも自賠責保険だけでなく任意保険にも入っているかどうかが重要になります。

自動車を所有している人のおよそ8割は任意保険に加入していますので、いざという時はそれほど大きな問題にはなりにくいでしょう。ただし、いくら任意保険であっても相手に対して後遺障害などが発生してしまった場合には賠償していかなければならない義務があります。

任意保険にもさまざまな種類がありますが、その中で特徴的なのは弁護士特約が付いているものになるでしょう。弁護士特約とは、弁護士を利用する場合に弁護士費用が保険の中から出されるものです。

通常弁護士を利用する場合にはそれなりの費用はかかりますが、この費用は自動車の運転者からすれば大きな費用になりうるでしょう。もし裁判などになればかなりの金額になることは想像に難くありません。

相談費は様々

具体的にいえば、弁護士に対する相談料や成功報酬そして着手金などを支払う必要があります。相談料はそれほど大きくありませんが、30分につきおよそ5000円程度になると考えておけば間違いないでしょう

ただ最近は、相談料を無料にしているところも少なくありません。なぜ無料にしているかといえば、弁護士事務所同士の競争が激しくなっているからです。

お客さんとしては、どこの弁護士事務所がよいのかわからない場合には、まず相談料が無料のところを選ぶ傾向があるはずです。そのため、初回の相談料は無料になるのが一般的でしょう。

着手金は、およそ5万円から10万円程度になりますが、この着手金に関しては事務所によって違うもののそれほど極端に高い場合や低い場合は考えにくいです

かつては、協会の方で金額を統一して決めていましたが最近はそのようなことがなく自由に金額を設定していことになっています。とはいえ、ほかの法律事務所よりも格段に高くしてしまうと余程テレビでも出ている法律家でない限りお客さんはくる可能性が少ないでしょう。

弁護士特待を利用する

このような背景から考えても、おおむねどこの事務所でも同じような金額帯の設定になっているはずです。成功報酬に関しては、事務所によってそれほど大きな違いが発生します。例えば、後遺障害の場合でも14級と1級では慰謝料の金額が大きく異なります。

14級の場合は100万円ぐらいでも1級の場合は3000万円を超える可能性があります。ではどのように成功報酬が変わってくるかといえば本来法律家を利用しなかったときと比べてどれだけ支払わずにすんだかで決めています。

例えば、法律家を利用しなければ300万円支払うべきところ法律家を利用したため100万円の支払いで済んだとすれば、200万円分支払わずにすんだことになります。この200万円が基準になり成功報酬が決められます

成功報酬のおおよその相場は支払わずにすんだ金額のおよそ10パーセントから15パーセント程度です。仮に10パーセント程度としても20万円の成功報酬になるわけです。

このように考えると、仮に200万円の支払いをせずにすんだ場合にはおよそ35万円から40万円の支払いをしなければならなくなります。ですが、弁護士特約を付けていればその分の費用を支払わずに済むため無駄な出費を避けることができるでしょう。

このようなことから考えると、もし保険の契約をする場合にはわずか1000円の支払いの違いであっても弁護士特約を付けておいた方がよいことに気がつくはずです。

弁護士

Posted by dhpac