弁護士が伝える交通事故時の初期対応4点

2018年3月14日

救護について

事故が発生したら関係者つまり加害者被害者などが行わなければいけないのは、負傷者の救護です。加害者がこれを行わないとひき逃げになります。とても重大なので、軽症に見えてもすぐ救急車の要請を行いましょう

負傷者を救護しするのは道路交通法に定められている義務です。もしも交通事故を起こしたにもかかわらず負傷者を助けずにその場をされは救護措置義務違反になりあるいは危険防止義務違反になります。5年以下の懲役あるいは50万円以下の罰金です。

もしも被害者が死亡していたり負傷していたりしたら、更に重い罪になります過失運転致死傷害、危険運転致死傷罪殺人罪などになり、免許の点数も35点。ひき逃げはまず絶対に逃げられことはできず、防犯カメラビデオの設置が増えてるので検挙率がかなり上がっています。必ず負傷者救護を行いましょう。

続いてするべきなのは警察に通報することです。どのような事故でも警察には通報しなければいけません。事故当事者になってしまうと、なかなか行動に移せなくなってしまうので、頭にしっかり入れておきましょう。

通報義務を怠ると処罰の対象になります。基本的には加害者が行うものですが、事故直後はどちらが加害者でどちらが被害者がはっきりしないので双方が共に通報した方が良いでしょう。

通報を渋った場合

もし自分が被害者だった場合に加害者が警察への通報渋っていた場合は、どうすれば良いのでしょうか。その場での示談には絶対に応じてはいけません。情けをかけて、その場で示談に応じてしまうと被害者は後で後悔します。

交通事故証明書が発行できないので、その後治療費や自動車の修理代などを保険会社から支払うことができなくなってしまうのです。その時は大丈夫でも、後々むち打ちなど大きな怪我になる場合があるので必ず警察に通報しましょう。

続いての初期対応は事故状況の確認や記録をしっかり行なっておくことです。警察や救急車に通報し、それが到着するまでの数分間は、当事者しかいないので証拠隠滅されたりする場合があります。

この時は立ち会いの警察官もいないので特に注意をしておきましょう。まずやるべきは事故を起こしてしまった相手の身元確認。

混乱してしまうかもしれませんが弁護士に伝えたり、保険の申請を行うためと割り切って身元を証明する書類を聞いておきます。しっかりとスマホなどの録音機能を利用して記録しておくとよいでしょう。

相手がどうしても教えたがらない場合は無理やり聞き出すことは控えて、クルマの車両ナンバーをメモしておくと良いです。現場の状況はさらにしっかり画像にも残すなどをして記録しておくとより良いでしょう。

さらに目撃者を確保することです。近くに通りがかりの人がいた場合は警察が到着するまでの間に立ち去ってしまう可能性があるので、声をかけて連絡先だけでも聞いておくと良いでしょう。

病院へ行く

続いてするべき初期対応は警察の実況見分に応じて病院へ行くことです。だいたい警察が到着する平均時間は7分とされていますが、それから警察が来たら事故後の興奮や緊張があるとはいえできるだけ落ち着いて自分の主張を伝えるようにしましょう

実況見分は裁判で非常に重要な意味を持つ証拠収集活動などでありしっかり集中力を高めて、自分の主張を伝えることが大事です。

加害者に変に気遣ったりすることは後々の裁判で悪くなるので同情を捨ててしっかりと自分の主張を伝えるようにしましょう。

下手に自分の落ち度を認めたり、示唆するような発言をすると過失を認めたとされて、裁判で不利に働く可能性があります。さらに目撃者の証言が非常に重要な意味を持つので、注意しておきます。

それから必ず病院に行っておいて怪我が軽いように思えてもしっかり診断を行ってもらうようにしておくことが大事です。時間の経過に伴って、怪我が悪化してくることがあるからです。

以上のようなことに頭に入れておきましょう。

弁護士

Posted by dhpac